これくらいがちょうど

上の写真は用水路の土手にある植物です。ニンニクみたいな花の咲き方するものだと思いますが名前は分かりません。若干紫色の部分に水が流れています。
今は2023年の6月頭で、清々しい天気です。外は晴れて日光の下は暖かく陰にいると風が涼しく感じる。ちょうど良い天候。

以前、スペインのバルセロナという街に一週間くらい滞在したことがあります。そこで感じた気候の良さに近いかも。バルセロナは日向がもっと暑かったけれど、湿気が少ないためか日陰に入ると温度が嘘のように変わり、火照った体を一気に冷ましてくれる。そこで飲むビールのうまさったら。

バルセロナという街を訪れるまでは、着いたら現地の地ワインをたらふく飲むものだと想像していました。全然違った。ワインを飲む気が起きないくらいビールに合うの気候が。ビール最高、昼からビールな土地。
イタリアの方がまだワインだった。確かにピッツァとかを食べる時は間違いなくビール(orコーラor炭酸水)なんだけど、そこまでビール最高な気分になったことはなかった。いや、訪れる時期の問題かもしれない。自分の知っているイタリアは1月から5月までのイタリアで、真夏のイタリアは知らないし、大晦日も知らない。
いやむしろ逆にスペインなんて一週間と数日分しか知らない。冬も秋も知らないどころか雨も1日分しか知らない。きっとビールなんて全く口にしたくない日々が彼の地にもあるのだろう。
つまり、6月初頭の今日、スカッと晴れた日本の神奈川県、日曜日の真っ昼間に屋外で飲むビールは最高なのではないか?ということなんです。

ところがですよ。わたくし、今ね、麦やめているんです。体調との兼ね合いでですね、グルテンさんを含む麦やなんやかんやをやめております。そんな生活が六ヶ月以上経過したわけです。ビールが飲めない、パン屋さんに行けないことなどは若干悲しいのですが、体調が相当上向きました。
皮膚の患いが目覚ましく改善したのと、腸の調子が人生で一番良い。びっくりするくらい良好です。子供の時から腹が弱くて、何かにつけて苦しんでいたのです。公衆便所の場所を常にチェックしておくくらいお腹が弱かった。一時間もトイレに篭りっきりになったこともなん度もありました。ところが、この半年、便通が、腹が、門が、苦しくない。こんなことは人生でありませんでした。ベンベンベンがすこぶるすんなりとお出になってくださる。快適極まりなく門をくぐってさようなら。水に流れてありがとう。
皆さんこんなに快適に人生の糞便を過ごしていたんですか?ずるい、と感じるくらい楽になりました。これなら通学の電車で冷や汗をかきながら、目眩を起こしながら通わなくて済んだだろうし、テストや教習所を途中で投げ出してトイレでもんどり打つこともなかったのに。

さて、この話はこれ以上深掘りしてもアレなんで、この辺で今日はやめます。
今は知人に「仮病?」って言われるくらい回復しました。よかったです。
いつかもう一度こんな清々しい日にバルセロナの幸せ広場でビールを飲みたいと思います。三崎港の堤防で炭酸水でも良いですし。




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