こんにちはーーーー
[ここに写真が入ります]・・・都合により入れませんが。
お久しぶりに書きます。
あまりに久しぶり過ぎて「切れてますた」
ドメイン契約が期限切れでしたの。(〜.comみたいなやつね)
危なかったです。あと一週間過ぎるとひどいことになってたらしい。
助かりました、ありがとう!
教えてくれた人がいまして、そのひとが「ファンページみれなくなてるよ」
というんです。
ファンページ
ファン将軍っていませんでしたっけ?
ということで、たまには更新しないと契約が切れるのも思い出さない。
なのでこれからは、あまり深く考えずじゃんじゃん書いていきたいと思っています。今は。
最近のことをいくつかメモっておきます。
先日、岡山県へ行ってまいりました。
とっても素敵なところでした〜というほどどこも見れていません。
仕事で行き、自由な時間がほぼなかった・・涙
思ったよりスーパー都会で、小さな川が街中を流れていました。
街中=まちなか、のつもりで書いてます。「まちじゅう」だとベニスに死す的な。
「ベニスで寿司」もいいです。
「ベニスで押忍」というのはマッチョな男塾です。
「ベニスに椅子」というのはいたって普通なのでせめて「ベニスでこたつ」くらいは挑戦したい。
昔、犬を飼っていたんですが、最初の二日くらいゲージで飼いました。
でも、あまりにも可愛いので三日めには布団で一緒に寝ることになりました。
家犬です。
その犬が、冬になるとこたつに入ってきます。
ぐぐぐぐぐーーーーと、布を頭で押しながら突入してくるわけです。
家族四人の温まった足と一緒に入るわけですから、彼は鼻が悪かったのかもしれません。
それで、しばらくテレビなど見たりしているともぞもぞと動きだし、また頭で布を押しのけて外へ出てきます。動物なのでとことんまでいってしまう性癖があります。
ですので、こたつから出てくるときは「暑くてしかたない、もう限界だ〜」という感じでフラフラになりながら登場します。
そして、
バタンと倒れるように床に寝っ転がります。まるでサウナから上がったオッチャンです。
この仕草がとても愛苦しく、冬の風物詩でした。
大分前に彼は他界しました。
いまでは、この文を書いていても心がちくちくしない程度には時間がたっています。
でもそれから犬は飼っていません。さみしいから。
時々野良猫が家へ昼寝に来ているようです。でもご飯はあげませんし世話もしません。
寝たいなら邪魔はしないという感じでしょうか。
そのかわりおしっことウンチはするんじゃにぁ〜ぞと言い聞かせています。
言い聞かせるといっても相手が聞いているかはわかりません。
遠くから日本語で伝えているだけですので。
でもじつは
とっても効果的なんだと思います。
聞いているんだと思います。
近所の虫と、動物と海の中の魚はなるべく丁寧に見ようと思っています。
さてと、ここで最近読んだ本についても書いておきます。
・坂口安吾著『堕落論』角川文庫
安吾さんは早過ぎるその死まで戦中戦後の倫理観・哲学について色々書いたようです。真面目風にあれだけやってダメな日本だったんだから堕落しろ、真に堕落することから始めるのだ。というような感じの散文を集めたのがこの本『堕落論』です。戦後の日本で若者の指示を受けるのは当然の作品だと思います。なかなかぐいぐい読めたので二冊目に『肝臓先生』というのを買って来ましたがこちらはまだ手をつけていません。
言葉と行動がとても近い相反しない人だったんだろうと思います。
随分かっこいい人。
・マルグリット・デュラス著/田中倫郎訳 『モデラート・カンタービレ』 河出文庫
全編を通じて漂っている湿気を帯びたような気だるい空気感がいいです。
フランス人なのでしょうが、生誕から少女時代をベトナムで過ごしたというその出自が、文体にアジアの湿気を含ませたと断言するのは安易過ぎるでしょうか。
港町で起きる男と女の・・
男と女のなんだろう?
出発間際の駅舎でどちらへ行こうか、上りか下りか、
どこかへ
というようなものです。
深く言わない、はっきり言わない、匂わせる
そうですね。フランス人はチーズ、ワインといった香りに敏感な人たちなので
この作家も香りをたてるのが上手です。子供の描写もいい。目の端で親が子をそれとなしに確認はしているけれどさして興味はないといったような。
・新倉俊一著 『アメリカ誌入門』 研究社出版
ブックオフで100円だった。書き込みが全般に及んでいてきっと誰かが教科書として使用していたのだろうと思う。どうして処分してしまったのだろうと考えてしまうほど真剣に勉強した跡が感じられて、買わずにはいられなかった。
内容は英語でアメリカ詩を掲載し、日本語で読み解いていくといったもの。登場する詩人はそうそうたるメンバーで、ホイットマンから始まりディキンソン、フロスト、T.Sエリオット、ギンズバーグ、エズラ・パウンド、ゲーリー・シュナイダーなどなど。
そういえばfree jazzの高柳昌幸の作品でT.Sエリオットの「荒野」という詩からタイトルをとったものがあると何かで読んだのを思い出した。
いや、話がそれました。
今日はこんなところで。
*今回はまったく読み返したりせず、書いたそのまま上げてみるので変なとこあったらごめんなさいね。